2011.10.05 Wednesday 23:55
 毎度おなじみおにぎりです。

今回は南矢名(みなみやな)から下大槻(しもおおづき)を経て曽屋(そや)の中野(なかの)に至る「うとう坂(―ざか)」という坂をご案内いたします><*

 うとう坂は南矢名の東名高速道にかかる鳥居松橋(とりいまつばし)の西側にある細い道から始まります。

下の写真では右側にある細い道です。

鳥居松橋西側
鳥居松橋西側


 この道に入っていくと細い道沿いに住宅が並び、道の右側の崖下には第十四回にて紹介しました北久保(きたくぼ)の集落が見えます。

さらに進んで行くと大きな道とぶつかり、小田急線の上を通り過ぎたあたりで分岐点に差し掛かります。

奥に見える山は城山(じょうやま)という山です。

城山と分岐点
城山と分岐点


 うとう坂は左の雑木林へと続く道です。

ちなみにこの分岐点を左折せずに直進すると瓜生野(うりゅうの)の龍法寺(りゅうほうじ)付近に到着します。

 雑木林は切り通しのようになっていて、けっこう傾斜のきつい区間でした。

この雑木林の切り通しを登りきると開けた丘の上に出ます。

道の左側は丘陵地とそのふもとに広がる住宅地や畑の牧歌的な風景が広がっています。

右側には城山の斜面に段々畑があり、遠くから響く電車の音が旅情をさそいます。

城山と段々畑
城山と段々畑


 この開けた区間から下り坂になると、丘の斜面上に広がる住宅地を抜けるように進んでいくルートでした。

途中には昔からの住宅や商店もあり、たそがれはじめた街並みも相まって絵になる光景でした。

さらに下っていくと中野の自治会館前に至り、ここでうとう坂は終わりです。

金目川と中野自治会館
金目川と中野自治会館


 このうとう坂ですが、神奈川県内にも同じ名前の坂が複数箇所にあり、場所によっては「謡坂」と表記するところもあります。

そこには「大声で歌いながら登る坂であったから」などの伝承も聞かれますが、「ウトウ」とは空洞やへこんだような地形をさす言葉であることから、地形に由来する坂の名称であると推測されます。

 次回は10月19日です。


バックナンバー
第二十三回『真田・大谷津沢を遡る(支流編)』
第二十二回『真田・大谷津沢を遡る(本流編)』
第二十一回『矢名八窪(天保編)』
第二十回『忘れられた清流・雉ヶ谷戸』
第十九回『そもそもなんで大根は「大根」なの?』
第十八回『烏啼谷戸とかない道(後編)』
第十七回『烏啼谷戸とかない道(前編)』
第十六回『落幡ってどんな場所ですか?(後編)』
第十五回『落幡ってどんな場所ですか?(前編)』
第十四回『矢名八窪(南矢名編)』
第十三回『矢名八窪(北矢名編)』
第十二回『おすわさんと諏訪ノ沢』
第十一回『ヒブリとあからしの頃』
第十回『とある根丸島の古代集落』
第九回『横井戸のおはなし』
第八回『大根地区に眠る「塩」の地名・その二』
第七回『大根地区に眠る「塩」の地名』
第六回『南矢名の宿場町・宿矢名』
第五回『北矢名にあった幻の寺院・長昌院に迫る!』
第四回『武将・真田与一と真田城』
第三回『谷戸の街・真田』
第二回『南矢名の景勝地・烏啼』
第一回『一本橋の堰と烏啼の堰』
新コーナー始まります!
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