2011.07.13 Wednesday 20:48
おにぎりです。今回は前回に引き続きかない道(−みち)をご紹介いたします。

大学の橋とかない道
大学の橋の下を通るかない道

 かない道は宿矢名(しゅくやな)のある波多野道(はたのみち)から分岐し、北上して烏啼坂(からすなきざか)を下り、大根川を渡ったのち北矢名(きたやな)の山中を抜け善波峠(ぜんばとうげ)の西側で矢倉沢往還(やぐらさわおうかん)に合流する街道です。

 現代でほぼ同じルートを通る道に例えれば波多野道が現在の県道62号線、矢倉沢往還が国道246号線に相当し、かない道はこの二つの道をつなぐバイパス路線のようなものです。
(宿矢名・波多野道に関しては第六回『南矢名の宿場町・宿矢名』、烏啼坂に関しては第二回『南矢名の景勝地・烏啼』をご参照ください。)

古道表示図( 古道入り)
古道表示図 青点線がかない道

 上の図では烏啼が地図右側の小さい丸、宿矢名が下側の大きい丸です。

 ちなみにこの近辺は丘陵地帯である為、切り通しが多いことも特徴です。具体的には矢倉沢往還の矢櫃峠(やびつとうげ)などが有名ですが、大学周辺でも北金目(きたかなめ)の高間原(たかまはら)には波多野道の切り通しが存在します。

高間原の切り通し
高間原の切り通し

 また、地名にも街道の名残が存在し、波多野道沿いの地域にはかつて「大道(だいどう)」という地名が存在し、波多野道が主要な街道であったことが伺えます。現在と同じように、地域のメインストリートは形を変えながら私たちの生活に欠かせないものであり続けるのかもしれません。

 次回は7月27日です。

資料提供:古道表示図(野間紀之様)

バックナンバー
第十七回『烏啼谷戸とかない道(前編)』
第十六回『落幡ってどんな場所ですか?(後編)』
第十五回『落幡ってどんな場所ですか?(前編)』
第十四回『矢名八窪(南矢名編)』
第十三回『矢名八窪(北矢名編)』
第十二回『おすわさんと諏訪ノ沢』
第十一回『ヒブリとあからしの頃』
第十回『とある根丸島の古代集落』
第九回『横井戸のおはなし』
第八回『大根地区に眠る「塩」の地名・その二』
第七回『大根地区に眠る「塩」の地名』
第六回『南矢名の宿場町・宿矢名』
第五回『北矢名にあった幻の寺院・長昌院に迫る!』
第四回『武将・真田与一と真田城』
第三回『谷戸の街・真田』
第二回『南矢名の景勝地・烏啼』
第一回『一本橋の堰と烏啼の堰』
新コーナー始まります!
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