2011.05.04 Wednesday 00:11
 おにぎりです。今回は「大根地区のうち北矢名・南矢名には古くから“窪(くぼ:久保とも書く)”の付く地名が多く見られ、“矢名八窪(やなはっくぼ)”といわれる」

 …という記述を見かけたので北矢名(きたやな)・南矢名(みなみ―)の「くぼ」の付く地名をまとめてみました。

今回はそのうち北矢名にある「〜窪」をお送りいたします。

・蛇久保(じゃくぼ)
 …北矢名のうち、東名高速を越えたおおね台団地の東側の窪地です。

また集落名や塩河内川(しおこうちがわ)の上流での名前(蛇久保沢または蛇久保川)にもなっています。

名前は「へびのように曲がりくねった窪地」または「砂利の多い窪地を意味する“砂久保(じゃくぼ)”の砂の字が蛇に差し替わったもの」などの説があります。

どちらの説が正しいかはさておき、川と密接な関係にある地名であることは確実です。
 
蛇久保橋
蛇久保橋

・漆窪(うるしくぼ)
 …北矢名のうち、秦野農協の北矢名さわやか農園の南側の斜面一帯の地名です。

字面は「漆の生えている窪地」のように取れますが、近くを諏訪ノ沢(すわのさわ)をはじめ複数の沢が流れていること、また音が「潤し(うるし)」に通じることから「湿潤な窪地」の意味と思われます。
 
漆窪付近の沢
漆窪近辺の沢

・太夫窪(たいくぼ)
 …学前駅北口を出てすぐの高台を北側に下ったあたりです。

この地名も集落の名前となっており、近くには「みなみたいくぼ公園」もあります。(=南太夫窪)

この地名は高台のそばで、川も近いことから「たゆんだような複雑な地形をした窪地」の意味と推測されます。「たゆ」に「太夫」と当て字され、後に「たい」となり「たいくぼ」となったのでしょう。
 
学前駅北口界隈
太夫窪付近(駅北口)

 因みに「窪」の付く地名が集落名となっていることが多いのは、窪地は井戸がつくりやすく水の確保が容易であるため自然と集落が形成されやすかったことに起因していると思われます。

 次回は5月18日『矢名八窪・南矢名編』です。お楽しみに\(^o^)/


バックナンバー
第十二回『おすわさんと諏訪ノ沢』
第十一回『ヒブリとあからしの頃』
第十回『とある根丸島の古代集落』
第九回『横井戸のおはなし』
第八回『大根地区に眠る「塩」の地名・その二』
第七回『大根地区に眠る「塩」の地名』
第六回『南矢名の宿場町・宿矢名』
第五回『北矢名にあった幻の寺院・長昌院に迫る!』
第四回『武将・真田与一と真田城』
第三回『谷戸の街・真田』
第二回『南矢名の景勝地・烏啼』
第一回『一本橋の堰と烏啼の堰』
新コーナー始まります!
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