2011.04.06 Wednesday 16:24
 社会人になりました!おにぎりです\(^o^)/。歴史コラム「おおねの語り部」、前々回は二回に跨いで「大根地区に眠る「塩」の地名」をご紹介しました。

 今回は落幡(おちはた=鶴巻)から川をさかのぼって再び大根川をご紹介いたします。

 かつてこのあたりが農村であった昭和40年代ころまで、大根川にはウナギ・ハヤ・ドジョウといった現在では珍しくなった魚が多く住んでおり、地域のこども達の間ではそれらを“ヒブリ”という漁具で獲る遊びが盛んに行われていました。

ヒブリ
ヒブリ

 こちらがヒブリです。シルエットは巨大な歯ブラシの様で長さは30cmほどですが、2mくらいの長い棒に継ぎ足して使うことが普通でした。

先には15本ほどの針が一列についていて、その針の面を魚に突き立てて捕まえます。

 もちろん、この川で行われる遊びは魚とりだけではありません。かつては今よりも水深があったため泳いで遊ぶこともできたようです。

 その中でも、駅前商店会から少し上流にさかのぼったところにある三日月のように曲がりくねったところは“あからし”と通称され格好の遊び場だったようです。

あからし
“あからしの橋”から“あからし”を臨む

あからし概略図
あからし概略図

 この大根川が地域と密接な関係にあったことは川の周辺に残された地名からもうかがい知ることが出来ます。

 現在の中央橋(ちゅうおうばし)の少し上流あたりに合流する田中川(たなかがわ)と大根川の二又になった内側にはかつて石摺(いしずり)という地名がありました。

中央橋
中央橋

 これは「川の合流点で流されてきた石がぶつかるところ」または崩れやすい地形の場所に付けられることが多い地名とも言われています。

 川の合流点は流水の作用で崩れやすい地形となることも多いようですが、現在ではコンクリートで護岸されているので崩れやすい状態ではなくなっています。

 ちなみに田中川の「田中」とはこの川の上流にある田中という北矢名(きたやな)の集落に由来するようです。

 それでは今回はこの辺にて失礼いたします(*´д`)。第十二回にてお会いいたしましょう!ヾ(*´д`*)ノシ

バックナンバー
第十回『とある根丸島の古代集落』
第九回『横井戸のおはなし』
第八回『大根地区に眠る「塩」の地名・その二』
第七回『大根地区に眠る「塩」の地名』
第六回『南矢名の宿場町・宿矢名』
第五回『北矢名にあった幻の寺院・長昌院に迫る!』
第四回『武将・真田与一と真田城』
第三回『谷戸の街・真田』
第二回『南矢名の景勝地・烏啼』
第一回『一本橋の堰と烏啼の堰』
新コーナー始まります!
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Comment
2011/04/07 9:03 AM posted by: 河井
歴史を考えると「土地」って深いですね。
いつもありがとうございます
2011/04/07 7:12 PM posted by: おにぎり
>河井先生

いつもお世話になっております><*

この深い深いものを今に活かせれば大きい大きい地域の個性になると信じています(*´д`)
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