2011.03.09 Wednesday 04:24
 おにぎりです。私事ですが昨日、金目(かなめ)のアパートを引き払いました。今回より私の郷里・栃木から大根に発信して参ります><*

 今回は人間が生きていく上では欠かせない水を得る為の井戸が、大根地区ではそのように造られていたのかをご紹介いたします。

大根地区の横井戸
大根地区の横井戸

 写真の横井戸は貯水槽を設けたタイプのもので、現在でも山中に残っているものが多く見られます。因みにこれは北矢名(きたやな)の北部にある「谷戸」という名の谷戸の奥で見つけたものです。

 谷戸(やと:丘の間の谷のこと)の多い大根地区では、農業用水の確保などには谷筋の斜面を水平に掘って井戸とする「横井戸(よこいど)」という方式の井戸が盛んにつくられました。

 この横井戸に似た原理の井戸に、中東・イラン近辺で掘られる「カナート(qanat)」と呼ばれる井戸がありますが、こちらは長大なもので全長は数十キロに及ぶことも珍しくありません。

 その斜面を横に掘ることで谷戸田に水を供給する為の井戸としていたようです。その恵みに感謝して水神を祀る家もありました。

烏啼水神
水神宮の一例

 また、大根地区はそこ自体が大根川を中心に形成された谷戸のようなものであり、古来より湧水・取水には恵まれていたようです。

 その証左に、南矢名(みなみやな)には井戸窪(いどくぼ)という“そのものズバリ”な地名も残っており、ここからも大根の方々がいかに井戸を大切にしてきたかが伺えます。

大根地区の横井戸
井戸窪近辺

 今回もご覧下さりありがとうございました。次回は3月23日を予定しております。

資料提供:青木繁美様(水神宮)

バックナンバー
第八回『大根地区に眠る「塩」の地名・その二』
第七回『大根地区に眠る「塩」の地名』
第六回『南矢名の宿場町・宿矢名』
第五回『北矢名にあった幻の寺院・長昌院に迫る!』
第四回『武将・真田与一と真田城』
第三回『谷戸の街・真田』
第二回『南矢名の景勝地・烏啼』
第一回『一本橋の堰と烏啼の堰』
新コーナー始まります!
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