2012.06.13 Wednesday 11:27
 おにぎりです><…今回は前回に引き続き江戸期の烏啼(からすなき)を題材にお送りいたします。

 まずは前回の地図をもう一度見てみましょう。

清書
烏啼谷戸・五反田概略図


 今回はこのうち、南側(上)にある「やとだい」「たぶち」「まえやと」についてお送りします。

(地名の漢字表記はおにぎりによるものであり、出典はございませんのであしからず。)



やとだい
やとだい


●やとだい/谷戸台

 …現在の急階段ローソン側の段になっているところあたりと推測されます。地名はそのまま「谷戸の中にある台になった地形」の意味と思います。


たぶち
たぶち(地図上部)


●たぶち/田淵(地図上部の二つ)

 …三か所ある「たぶち」のうち今回は二か所をお送りします。現在ルヴェランスの下手から大きく迂回し、急階段の上に繋がるヘアピンカーブの坂があるあたりです。

 名称は「田の縁」で、ここ烏啼谷戸では豊富な水利を活かした谷戸田が営まれており、その情景を現在につたえる碑のような存在です。


まえやと
まえやと


●まえやと/前谷戸

 …坂を降り切った谷戸の平地あたりについている地名です。地名の由来は「前側の谷戸」の意味と思いますが、何の前なのかはよく解りません。

 あくまで推測ですが、このすぐ脇に通っている烏啼坂(からすなきざか:バス通りの坂)の道はかつては矢倉沢往還(やぐらさわおうかん:いわば「江戸時代版246」)の

迂回路というメインストリート沿いであったため、「この道から一番手前側に見える谷戸」の意味ともとれなくはないと思います。


 次回も烏啼谷戸です。ではまた。


バックナンバー
第四十回『烏啼谷戸と字名と(前編)』
第三十九回『大根駅と東海大学前駅(後編)』
第三十八回『大根駅と東海大学前駅(前編)』
第三十七回『真田の門前町・寺尾』
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第三十五回『北矢名・一ノ沢の滝壺』
第三十四回『地名の歩き方と車橋』
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第三十二回『真田のラストオアシス・中ノ谷津』
第三十一回『真田へ谷戸の名残をさがしに』
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第二十一回『矢名八窪(天保編)』
第二十回『忘れられた清流・雉ヶ谷戸』
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第九回『横井戸のおはなし』
第八回『大根地区に眠る「塩」の地名・その二』
第七回『大根地区に眠る「塩」の地名』
第六回『南矢名の宿場町・宿矢名』
第五回『北矢名にあった幻の寺院・長昌院に迫る!』
第四回『武将・真田与一と真田城』
第三回『谷戸の街・真田』
第二回『南矢名の景勝地・烏啼』
第一回『一本橋の堰と烏啼の堰』
新コーナー始まります!
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